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中高一貫校に入学したけど英語ができない。大学受験が心配。

そんなお子さんはとても多く、私の子供も同じでした。

英語で落ちこぼれるとマイナスが大きいので早めに対処することをお勧めします。

中高一貫校の生徒が英語で落ちこぼれるとなぜマズいのか?

中高一貫校で英語ができない!落ちこぼれになるのを防ぐために早めに塾を選ぼう

そもそも英語で落ちこぼれるとなぜマズいのでしょうか?

多くの日本の中高生にとって英語を勉強する目的は、やはり大学受験でしょう。もちろん英語が「話せる」ようになれば、将来的な仕事の選択肢が増えるということを考える親御さんも多いはずですが、大多数の中高生にとって英語を勉強する最大の理由は、大学の受験科目だからです。

その大学受験の主要科目である英語ができないと、いわゆる名の通った大学に合格する可能性はグッと低くなります。

しかも、文系理系問わず英語は原則ついてきます。数学が苦手なら私立文系に逃げれば大丈夫ですが、英語は原則すべての受験生が向き合わないといけない壁です。

率直に申し上げて2021年現在でもいわゆる高学歴が有利な社会です。名の通った大学に入らないと、いわゆる大企業への就職の可能性は低くなります。

ですので、脅しのような言い方になってしまいますが、この社会を有利に生きるためには名の通った大学に合格できた方が良い、合格するためには英語は必要。なので、英語で落ちこぼれるとマズいというわけです。

私立・公立に関係なく中高一貫校で英語ができなくなる原因

一般的に学習環境が良いとされる中高一貫校、それも高偏差値の学校でも英語が苦手な生徒は確実に相当数います。

ここでは、英語ができなくなる原因について考えていきましょう。

集団授業

個人的にはこれが最大の原因だと考えています。学校は集団授業なので、1人1人の疑問や不明点が何なのかまで把握することは不可能です。また、学校にそれを求めるのは酷というものです。

中学レベルでも英語は決して簡単ではありません。中1の途中までは大丈夫でも、中1の終盤から中2の初めで習うThere is~構文のように、日本語とはかけ離れた概念が登場する頃から英語への苦手意識を持ち始める生徒は数多くいます。

わからない箇所を放置しておくと一気に成績は下降し、「成績が悪くなる → 授業がますますわからなくなる」という負のスパイラルにはまってしまいます。

これをなんとか早期に断ち切る必要があります。

中学受験の疲れ

多くの生徒たちは中高一貫校に入学するために何年も塾に通い、遊びたい気持ちを抑えて必死に勉強してきたので、中学入学後に一息つきたいと思うのは当然です。人間そんなに頑張れません。

ですが、一息ついている間に英語の授業はどんどん先に進んでいき、気が付いた頃には授業を聞いても全く訳が分からないという状態になっている子は多数いるでしょう。

落ちこぼれても高校に進学できてしまう

これも大きな要因です。ここが中高一貫校の生徒と、高校受験をする生徒との最大の違いでしょう。

高校受験では英語は主要科目の1つです。ですので、高校受験をする子は嫌でも英語を勉強しなければならず、必死に単語を覚え、文法を理解しようと努力し、反復トレーニングをこなします。ここで頑張ることは高校受験だけでなく、大学受験においても大いに役立ちます。

一方で、中高一貫校は成績が悪くても高校進学が許されてしまいます。中学時代に焦って勉強する必要はありません。基礎ができていない子が、そのまま高校へ進学することになります。

しかし、英語は大学受験では主要科目です。配点が高く合格・不合格に大きく影響します。中高一貫校に入ってしまったために、中学時代に勉強せず、そのツケを大学受験で払わされるというわけです。

他科目とは異なり中学受験で培った知識がない

中学受験の科目は今も国算社理の4科目が主流です。そのため、何だかんだ言っても、現在も本格的に英語の勉強を始めるのは中学からという子が大多数です。

中学受験前に英語を勉強していないので、他科目とは違い中学受験の遺産がありません。大半の子が英語はゼロからスタートなので差がつきやすく、一旦苦手になると、とことん分からなくなります。

突然のオンライン授業

複数の中高一貫校の先生に伺ったところ、コロナで突然オンライン授業になり、子供たちの成績は急降下したそうです。もちろんその中には英語も含まれます。

今後も状況によっては、オンライン授業になる可能性は十分にあります。

オンライン授業の質は、先生方の努力のおかげで2020年の導入当初に比べて大きく向上したのは間違いないでしょう。ですが、それでもオンライン授業が子供たちの成績にプラスの作用を及ぼすという可能性は低いでしょう。

大人ですら自分を律することは困難です。中学生が家でオンライン授業を受け、宿題もきちんとやるというのは簡単ではありません。

英語のやり直しは早ければ早いほど良い

中学時代に英語が苦手科目になり、それをそのまま高校3年まで放置すると大学受験で痛い目に遭います。

中高一貫校で英語でつまづいてしまう主な理由は上述の通り、集団授業であること英語の成績に関係なく高校まで進めてしまうことです。

そのため、英語の成績を上げて大学受験で通用する英語力をつけるには、学校とは別に個別指導を受けるべきです。それも中高一貫校で高校に進む前、中学生のうちに手を打っておくことが理想です。中学生ならまだ十分に間に合います。

英語が苦手な中学生でも丁寧な個別指導を受けるとほぼ確実に成績はアップする

私はこれまで社会人だけでなく、中高一貫校に通う中学生、英語が苦手な高校受験生、大学受験生とも一緒に勉強してきました。

中学生の段階で個別指導を受ければ、ほぼ確実に成績はアップします。

こちらは、ある中学2年生の英語の成績表です。中高一貫校に通う生徒さんではなく高校受験を目指すお子さんですが、いかに個別指導が効果的かがお分かりいただけるものですので、掲載させていただきます。

私と勉強を始めた2021年5月の英語偏差値は47でした。その後6月に547月には61にまで上昇しました。

3ヶ月弱で英語の偏差値14アップです。

私の指導が良いということを言いたいわけで全くありません。中学2年という早い段階で団授業ではなく個別指導を受けることがいかに効果的かということをお伝えしたいのです。

これが高校3年になってからでは、たとえ個別指導を受けても、ここまで簡単に成績は上がりません。

早い段階で手を打つことの重要性がお分かりいただけるかと思います。

一旦成績が上がると勉強に対するモチベーションもアップし、大学受験まで良い成績をキープしやすくなります。

中高一貫校で英語が苦手な生徒が個別指導塾を選ぶ際のポイント

というわけで、中高一貫校に通うお子さんで英語に苦手意識を持っているなら、早めに個別指導塾に通うことをお勧めします。

経済的な負担にはなりますが、大学入試の重要性を考えると中学生のうちに通い始めたほうが良いです。

塾を選ぶ際、「個別指導塾であること」の他に、次の2点が重要です。

  1. 大学受験まで対応できること
  2. シャドーイング等をリスニング対策として取り入れていること

特に2は、2020年からンター試験に代わって導入された共通テストのリスニングのことを考えると非常に重要です。

2020年に導入された共通テストのリスニングは伝統的勉強法では対応できない

センター試験ではリスニングの配点は50点、筆記は200点でした。筆記に比べればセンター試験のリスニングは「おまけ」的な扱いでした。

しかし、2020年スタートの共通テストではリスニングとリーディングの配点は全く同じで、それぞれ100点ずつで計200点満点になりました。リスニングができないと英語で高得点は取れなくなったという訳です。

従来の、親世代が知る英語学習法のみで共通テストのリスニングに対応することは不可能です。高得点を取ることはできません。

ですので、塾を選ぶ際にはシャドーイングなどの確立されたリスニング強化メソッドを取り入れている所かどうかをしっかり確認して下さい。

英語は早い段階で手を打てば、成績アップはほぼ確実です。頑張ってください。