“be about A”のaboutは、「~について」と訳されるのが一般的です。
ですが、aboutにはあまり知られていないもう一つの重要な意味・用法があります。
しかも頻出ですのでぜひ覚えておきましょう。
学校では習わないaboutの意味と使い方
aboutと言えば「~について(の)、~に関して」という訳され方が一般的です。
about
- They talked about music.(彼らは音楽について話した)
- John told me about the book.(ジョンはその本について私に話してくれた)
- a book about politics(政治に関する本)
これらのaboutは誰もが知っている用法ですが、aboutには英語上級者でも知らないことが多いもう1つの重要な意味があります。
「be about A」で「肝心なのはA」「重要なのはA」の意味
“S be about A”には、「(Sで) 肝心(重要)なことはAだ」という使い方があります。
決してマニアックな用法ではなく、実際に会話の中やニュースなどでも頻繁に出てくる表現です。
allと一緒に ”S be all about A” の形で多く使われます。
例文を見てみましょう。
もう1つのabout
- The route to happiness isn't about material things. (幸福ヘの道で肝心なのは、モノではない)
- Their new service is all about enhancing shopping experience. (彼らの新しいサービスで肝心なのはオンラインでの買い物体験を充実させることだ)
- This is what education is all about. (これこそ教育で重要なことだ)
aboutの後ろに名詞(動名詞、代名詞)の形で置かれるのものが「大事なこと」を表します。
まとめ - もう1つのaboutの用法
重要なものや肝心なことを後ろに置くaboutは、頻出にもかかわらず学校教育ではなぜか習わない意味・用法です。
特に英語ニュースを聞いたり、ネイティブの会話を聞く機会が多い方は、ぜひ押さえておきましょう!