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“be about A”のaboutは、「~について」と訳されるのが一般的です。

ですが、aboutにはあまり知られていないもう一つの重要な意味・用法があります。

しかも頻出ですのでぜひ覚えておきましょう。

学校では習わないaboutの意味と使い方

be about 名詞(doing)の意味と用法

aboutと言えば「~について(の)、~に関して」という訳され方が一般的です。

about
  1. They talked about music.(彼らは音楽について話した)
  2. John told me about the book.(ジョンはその本について私に話してくれた)
  3. a book about politics(政治に関する本)

これらのaboutは誰もが知っている用法ですが、aboutには英語上級者でも知らないことが多いもう1つの重要な意味があります。

「be about A」で「肝心なのはA」「重要なのはA」の意味

“S be about A”には、「(Sで) 肝心(重要)なことはAだ」という使い方があります。

決してマニアックな用法ではなく、実際に会話の中やニュースなどでも頻繁に出てくる表現です。

allと一緒に ”S be all about A” の形で多く使われます。

例文を見てみましょう。

もう1つのabout
  1. The route to happiness isn't about material things. (幸福ヘの道で肝心なのは、モノではない)
  2. Their new service is all about enhancing shopping experience. (彼らの新しいサービスで肝心なのはオンラインでの買い物体験を充実させることだ)
  3. This is what education is all about. (これこそ教育で重要なことだ)

aboutの後ろに名詞(動名詞、代名詞)の形で置かれるのものが「大事なこと」を表します。

まとめ - もう1つのaboutの用法

重要なものや肝心なことを後ろに置くaboutは、頻出にもかかわらず学校教育ではなぜか習わない意味・用法です。

特に英語ニュースを聞いたり、ネイティブの会話を聞く機会が多い方は、ぜひ押さえておきましょう!