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「時間内に解き終わらない」という人がとにかく多いTOEICのリーディングセクション。

でもハイスコアを取るためには、最後まで解き終えることが不可欠。

各パートに使える時間を把握しておきましょう。

TOEICリーディングセクションは時間との戦い

TOEIC Part5

私は都内でビジネスパーソンのための英語スピーキング強化ジム「ENGLISH Lab.」を運営しています。

生徒さんの中には、TOEICのスコアアップを希望されている方もいます。

リーディングセクションで最も多い悩みは、「時間が足りず、最後まで解き終えることができない」です。

 

とはいえ、TOEICで高得点を取るためには、最後まで解き終えることが不可欠。

各パートを何分で解けばいいのか、具体的に見ていきましょう。

TOEICリーディング攻略 - Part5に使う時間の目安は12分

TOEICのリーディングセクションは以下の3つのパートから構成されます。

制限時間は75分です。

TOEICリーディングセクション

Part5:短文穴埋め問題(30問)

Part6:長文穴埋め問題(16問)

Part7:1つの文書(29問)、複数の文書(25問)

 

このうちPart7の文書読解(計54問)には、1問1分を目安に54分以上は残しておきたい。

とすると、Part5とPart6に使える時間は、約20分になります。

 

そして、Part6の16問は1問30秒を目安に8分以内で解く。

となると、リーディングセクション最初のPart5は、12分以内で解き終えなければならないことになります。

 

各パートに使える時間(目安)

Part5:短文穴埋め問題(30問)- 12分

Part6:長文穴埋め問題(16問)- 8分

Part7:1つの文書(29問)、複数の文書(25問)- 55分

 

Part7を55分としていますが、これは最低でもこれだけは残しておきたいという目安です。

ですので、まずはPart5をいかに素早く、正確に解くかが高得点取得のためには重要になってきます。

 

Part5の模擬問題を使って時間測定

Part5の30問を12分で解くということは、1問あたり平均24秒で正解を選ばなければなりません。

 

試しに次のオリジナル模擬問題3問を解いてみましょう。

問題の難易度は低めですので、1分以内で、900点以上のハイスコア取得を目指す方は30秒以内で解き終えること目標にしてください。

TOEIC Part5模擬問題

1. Enfield Community College is pleased to ------- Melinda Lin as our new admissions director.

(A) introduce
(B) introduces
(C) introduced
(D) introducing

2. The successful sales campaign has ------- the sales of our golf equipment during the summer period.

(A) conditioned
(B) reduced
(C) risen
(D) doubled

3. The manufacturer printed the operating manual in four languages for the ------- of their overseas customers.

(A) process
(B) analysis
(C) proof
(D) sake

 

正解は、1. (A)、2. (D)、3. (D)です。

繰り返しになりますが、リーディングセクションは時間との戦いです。

模擬問題集を解く際にも、まずは12分以内に30問解き終えることができるかどうか、そしてその場合の正答率はどの程度か、を常に意識してください!