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「スピーキングは上達しているか分からない!」

「なかなか英語学習のモチベーションが続かない…」

そんな人におすすめなのが、英語のスピーキングテストです。

しかし、スピーキングテストは種類が多いので、自分に合ったものを選ぶことが肝心です。

こちらでは、5つのスピーキングテストを比較しながら分かりやすくご紹介します!

英語力を上げるならスピーキングテストがおすすめ!

英語スピーキングテスト

スピーキングテスト受験には、以下のようなメリットがあります。

自分のスピーキングレベルが把握できる

テストでは総合スコアだけでなく、発音や語彙力など会話で必要なスキルの各評価も分かります。

またテストによっては細かくアドバイスがもらえるものもあり、その後の英語学習に役立ちます。

英語学習のモチベーションになる

目標のない英語学習は、続けるのが難しいです。

テストに挑戦することや高得点を目指すことは、よい刺激になりモチベーションが上がります。

また、テストに向けた対策一つ一つが日々の英語学習の目標にもなるため、勉強がはかどります。

就職や転職の際に役立つ

スピーキングテストは履歴書に書ける資格で、目立つうえに英語学習への意識が高いことも示せます。

また応募先が英語を使う企業の場合、具体的に自分の英語力をアピールする武器になります。

スピーキングテスト5つを徹底比較&解説

ここからは、各スピーキングテストの特徴やおすすめポイントを解説します。下記は各テストの概要の比較です。

テスト名

受験方法

所要時間

受験料 (税込)

レベル

特徴

TOEIC

Speaking& Writing

会場受験 80分※ 10,450円 初・中級 ビジネスの場で使う英語の能力を測定
VERSANT オンライン受験 20分 5,500円 中・上級 英語を聞いてから話すという、実際のシーンを想定した内容
BULATS 

※Linguaskill Business

オンライン受験 20分 6,900円 中・上級 ビジネスに特化した内容で、英語4技能すべてを評価
TSST 電話受験 15分 8,800円 初・中級 日本語と英語の両方で出題される
E-Cat@home オンライン受験 30分 4,950円 初級 アカデミックやビジネスなど難しい分野の出題がない

※スピーキングテストのみの場合は20

TOEIC Speaking & Writing(トーイックスピーキングアンドライティング)

TOEIC Speaking & Writingは、有名なTOEICのスピーキングとライティングに特化したテスト。

従来のTOEICが「聞く・読む」といった受動的なスキルのテストに対し、「話す・書く」という能動的な英語を勉強するのに効果的な試験です。

TOEICは日本での知名度が高いので、就職や転職で使えます。履歴書で映えるような英語資格を取りたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。

またスピーキングテストのみが受けられるTOEIC Speaking Testもおすすめです。

【試験構成】
・ 音読2問
・ 写真描写1問
・ 応答3問
・ 提示された情報に基づく応答3問
・ 解決策提案1問
・ 意見提示1問

VERSANT(ヴァーサント)

ロンドンの教育サービス企業「Pearson」が開発したリスニングとスピーキングのテストで、スマホアプリやパソコンから手軽に受験できるのが魅力です。

試験結果が数分後に分かるというスピードもポイントで、自分の今の英語力を即座に測れます。

さらにオンラインで24時間受験可能というフレキシブルさもあり、日中は忙しい人や予定が付きにくい人におすすめの試験です。

【試験構成】
・ 音読8問
・ 復唱16問
・ 質問応答24問
・ 文章構成10問
・ 話の要約3問
・ 自由回答1問

BULATS(ブラッツ)

BULATSは2019年に終了し、現在はLinguaskill Business(リンガスキル ビジネス)となっています。

出題内容はBULATSと同じです。

テストにはスピーキング、ライティング、リーディング&リスニングの3種類があり、聞く・話す・読む・書くという4技能すべてを測れます。

もちろん、Speaking Testのみの受験も可能です。

テストは英語を発信する能力の測定に重点を置いています。特にビジネスで実際に使える英語を勉強できるため、仕事のために英語を勉強したい人におすすめです。

【試験構成】
・ インタビュー
・ 音読
・ プレゼンテーション
・ グラフを用いたプレゼンテーション
・ ロールプレイ

TSST(ティーエスエスティー)

電話で受験ができる実践的なスピーキングテストがTSSTです。

英語学習の教材で定評があるアルク社が開発したもので、日本人に多いレベルの英語力を正確に判定できます。

また問題が日本語と英語で出題されるという特徴もあります。これはリスニング力の違いによって、スピーキングのスコアにばらつきが出ないようにするためです。

TSSTの試験結果には、スコアだけでなくスキルごとにコメントやアドバイスがついています。

今後の英語学習に役立つため、定期的に受験して勉強のモチベーションを保つのに最適です。

試験は全10問で、回答時間はそれぞれ45秒あります。

 E-Cat@home

学生や社会人が、一般的な英語力を測れるように作られた試験です。

試験内容は、高校や大学進学を視野に入れたアカデミックな内容や、ビジネスシーンに特化した英語ではなく、誰でもなじみやすい日常英語が対象になっています。

日常的に使う英語のテストに挑戦したい人や、スピーキングテストを受けたことがない初心者におすすめです。

【試験構成】
・ 自己紹介1問
・ 音読1問
・ トピック回答1問
・ 写真回答2問
・ 資料読解1問
・ 質問回答2問

まとめ

毎年同じテストを受けて英語の上達度合いをみるもよし、さまざまな種類を受けて総合的に自分の英語力を判断するもよし。

英語学習のよいモチベーションになるのが、スピーキングテストです。テストは試験内容や受験方法が自分に合ったものを選びましょう。

ぜひこちらの記事を参考に、自分に最適なスピーキングテストを見つけてください!