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東京理科大 理工学部の英語はどんな問題が出るのか?

2020~2022年の英語の入試過去問を解いてみました。

本記事では問題の傾向や難易度などをご紹介します。

【東京理科大 理工学部 英語】 2022年, 2021年, 2020年の過去問を解いてみた

東京理科大理工学部の英語の入試過去問を解いてみました。本記事では傾向や難易度をご紹介します。

過去問シリーズ第6弾は、東京理科大の理工学部、B方式(東京理科大独自試験)の過去問です。

理科大の理工学部は学部によって試験日が異なります。

2022年~2020年は数学科、物理学科、情報科学科、応用生物科学科、経営工学科が2月3日実施でした。

建築学科、先端化学科、電気電子情報工学科、機械工学科、土木工学科は2月6日実施です。

当然試験問題は異なります。

今回は数学科、物理学科、情報科学科、応用生物科学科、経営工学科の英語の過去問を3年分、赤本を使いきちんと時間を測って解きました。

以下、その結果です。

年度 正答数 / 問題数 かかった時間 / 制限時間
2022年 18問 / 19問(大問1と3のみ) 31分23秒(大問1と3のみ) / 60分
2021年 31問 / 31問 41分25秒 / 60分
2020年 35問 / 35問 34分03秒 / 60分

著作権の関係で2022年の大問2は未掲載だったため、1と3のみ解きました。

問題の難易度はさほど高くなく、これまで解いた中では青学の経済学部より少し上という印象です。

東工大の過去問などに比べればかわいいものです。英語が苦手な受験生でも頑張れば7割超えは十分可能だと思います。

とはいえ、問題の難易度がそこまで高くない=合格が簡単」では決してないことにはご注意ください。

それでは、理科大の理工学部の出題形式や傾向、注意点などを見ていきましょう。

英語の配点・試験時間・傾向・難易度

東京理科大の理工学部(B方式)入試問題、基本情報です。

東京理科大 理工学部  英語科目の基本情報
  • 試験時間は60分
  • 100点満点
  • 選択式(記述はない)
  • 2月3日の試験は、2022年と2021年が大問3つ、2020年は大問4つで構成
  • 大問1は毎年長文読解問題
  • 大問2以降の問題構成は年度や日程でバラバラ(会話文, 文法・語彙問題, 共通テストのような実務的文章等が出題)
  • 大問ごとに分量や配点が異なるので柔軟な対応が求められる
  • 大問1の長文読解問題の配点が全体の5~6割(22年が60点, 21年が58点, 20年が52点)

科目と配点ですが、①外国語(英語)②数学 ③理科(「物理・化学・生物から1科目選択」または「物理・化学から1科目選択」が多いが学科により異なる)という構成です。

3科目、計300点満点(数学科のみ400点満点)です。

配点は、英語100点満点、その他の2科目もそれぞれ100点満点(数学科のみ数学が200点満点)です。

英語が苦手な受験生も多いと思いますが、3分の1の配点を占めるのでがんばりましょう!

問題レベルは決して高くない

問題の難易度は低くはないものの高くもなく、また、そこまで時間的に厳しいわけでもありません。

きちんと勉強してきた受験生なら全部解き終わっても時間は多少余るのではないかと思います。

とはいえ、毎年紛らわしい選択肢の問題が2, 3問あります。

そういった問題には時間をかけ過ぎず、適当にマークしておき、他の解きやすい問題に時間を使いましょう。

取れるところで点を取るという割り切った姿勢も大切です。

市販の単語・熟語帳や文法・語法問題集の内容が頭に入っており、長文問題集などで時間をかけてトレーニングを積んできた受験生なら合格点は取れるでしょう。

時間配分にさえ気を付ければ特に心配なし

大問1の長文読解問題から進め、最初から最後まで順番に解き終えるというやり方でも良いと思います。

大問1は配点が高く、かつ、一番時間がかかる問題です。配点が高いので重要ですが、ここで時間を使い過ぎないように気を付けてください。

上述のとおり、選択肢が紛らわしい問題が毎年何問かあるので、そこで時間を使いすぎないようにしましょう。

傾向として、後半の大問2以降のほうが難易度は低めなので、試験開始とともに大問2から最後までを先に解いてしまい、余った時間で大問1に集中するというのも1つの解き方です。

大問1から解くか、大問2以降を先に終わらせてしまって最後に大問1に戻って解くかは、人によって好みが分かれるはずです。

過去問を実際に解いてみて、自分にあった解き方を模索してください。

B方式の合格最低点は何割?倍率は?

2022年~2020年の東京理科大 理工学部(B方式)の合格最低点です。

▪ 2022年度 合格最低点&倍率

学科 満点(3科目) 合格最低点 倍率
400点  287点  2.5倍
物理  300点  203点 2.2倍
情報科学  300点   231点  3.9倍
応用生物科学  300点   206点  2.0倍
建築  300点  222点 4.5倍
先端化学  300点  184点 2.3倍
電気電子情報工学  300点  210点 3.1倍
経営工学  300点  214点 2.6倍
機械工学  300点  217点 3.2倍
土木工学  300点  204点 3.2倍

▪ 2021年度 合格最低点&倍率

学科 満点(3科目) 合格最低点 倍率
400点  279点  2.0倍
物理  300点  220点 2.5倍
情報科学  300点   228点  3.1倍
応用生物科学  300点   212点  2.4倍
建築  300点  213点 3.0倍
先端化学  300点  196点 2.0倍
電気電子情報工学  300点  202点 2.1倍
経営工学  300点  221点 2.8倍
機械工学  300点  214点 2.8倍
土木工学  300点  187点 1.8倍

▪ 2020年度 合格最低点&倍率

学科 満点(3科目) 合格最低点 倍率
400点 262点 2.8倍
物理  300点  187点 2.8倍
情報科学  300点   218点  4.0倍
応用生物科学  300点   202点  2.9倍
建築  300点  217点 4.6倍
先端化学  300点  206点 3.4倍
電気電子情報工学  300点  208点 3.1倍
経営工学  300点  208点 3.8倍
機械工学  300点  216点 3.5倍
土木工学  300点  198点 2.9倍

いずれの年も合格最低点は7割以上の学科が多くあり高めです。

英語が苦手な受験生も、100点満点中70点以上は取れるようにしておきたいところです。

まとめ

まとめです。

東京理科大 理工学部の英語
  • 難易度はそれほど高くない
  • 合格最低点は高め
  • 大問1は長文読解問題、大問2以降の問題構成は年度や日程でバラバラ
  • 時間配分に注意
  • 紛らわしい選択肢があるので時間を使い過ぎないよう注意

東京理科大 理工学部のB方式を受験される皆さんの参考になれば幸いです。

過去問シリーズ第1弾~5弾もぜひご覧ください。

受験生の皆さん、苦しい時期もあるはずですが、悔いが残らないよう最後までがんばってください!